国内No.1の広告媒体資料・マーケティング資料のポータルサイト

現在の資料登録数8,693件  会員数117,727人
媒体資料のメディアレーダー

■ ダウンロード会員様ログイン

■ 資料掲載企業様ログイン

アンダーライン
公開日:2023年04月28日 更新日:2024年03月29日

ティーザー広告とは?効果や作り方、注意点を解説!

ティザー広告とは?効果や作り方、注意点を解説!ティザー広告とは?効果や作り方、注意点を解説!

ティーザー広告(ティザー広告)とは?

 ティーザー広告のティーザー(teaser)とは「じらす、焦らす」という意味です。ティーザー広告とは、商品全体を直接取り上げずに、断片的な一部の情報だけを見せ、消費者の興味をわざとじらして高める広告です。 覆面広告とも言われ、例えば新商品などを発売する場合に商品のシルエットや一部分だけを見せて消費者の興味や関心を高くしていきます。「どんな商品なのだろうか」とワクワクして多くの人が気になるでしょう。
 未知のもの、わからないものに興味をそそられる人は多く、広く関心を集めるにはおすすめの広告方法です。

ティーザー広告の特徴

 ティーザー広告の特徴について、詳しくご紹介していきますので、参考にしてください。ティーザー広告の特徴を知ることで、商品やサービスを広める有効な広告方法として活用してみるといいでしょう。
 ティーザー広告の特徴としては、新しいものを広く浸透させることができる、継続的に消費者の興味を惹くことができる、軌道修正をしながら広告が行えるなどなど、様々な特徴があります。

新商品・新サービスの予告広告が可能

ティーザー広告では、まだ誰も見たことのない新商品や新サービスを少しずつ見せる予告広告が可能です。 全部見せるよりも一部分やシルエットを見せた方が多くの人が想像を膨らませるため、話題になります。新商品や新サービスへの多くの関心が集められるでしょう。
ドラマや映画などでも断片的な予告を見せられると、見てきたいと思う人が多くいます。商品の名前やテーマだけ発表して、興味を高めていく方法もあり、新商品・新サービスの発表の日を多くの人が待ちわびるため予告広告は有効です。発表後も話題になっておすすめです。 予告広告を行うことで、最近では、TwitterなどのSNSで多くの人がつぶやきますので、拡散するスピードも速いのも特徴です。発売の前から話題で盛り上がります。

継続的に消費者の目を惹ける

また、全体がわかっている広告よりもわかっていない広告の方が継続的に消費者の目を惹くことができるのが特徴です。通常は、広告を見た後は、次第に興味が下がっていくことが多いのですが、全体がわからない広告の場合、全体がわかるまで長く消費者の興味を惹くことができます。
カウントダウンして少しずつ見せていく方法や、全貌がわかる日を決めておいて、そこまでの興味を高めていくことができます。

必要最低限の情報で理解しやすい

ただ、ティーザー広告の場合は、必要最低限の情報で消費者の興味をそそらなければなりません。この必要最低限の情報以外は見せずに少しずつ見せていくため、それらの情報をわかりやすく、理解しやすく見せていくのも特徴です。
少しずつ商品やサービスの情報を細切れに紹介していき、消費者はそれらに大きな興味を持った上で時間をかけて理解していきます。一度に多くの情報が提供されるよりも理解しやすい特徴もあります。

軌道修正が可能

また、ティーザー広告では、少しずつ情報を見せていきながら、消費者の反応を分析していくことが可能です。広告の全体の公開まで軌道修正をすることもできるのも特徴の一つです。消費者の反応をその都度分析しながら、次のような軌道修正をすることが可能ですので参考にしてください。

▷少し見せてインパクトがあまりないならば、もっとインパクトがある情報やものを見せるように変更する
▶今の所、うまく消費者の興味や関心を惹いて話題性が高まっているならば、もう少しじらしてみるようにする
▷あまりじらすと印象が悪くなる場合には早めに公開してみる


こうした軌道修正が可能です。軌道修正を上手に行っていくことで、ティーザー広告はとても有効となりますので、これらの軌道修正を間違わないようにしてください。

専門クリエイティブチームがワンストップでご提供! 『3DOOH映像制作サービス』 | 株式会社ヒット

専門クリエイティブチームがワンストップでご提供! 『3DOOH映像制作サービス』

【想いを象る映像制作】エレファントストーンサービス紹介資料 | 株式会社エレファントストーン

【想いを象る映像制作】エレファントストーンサービス紹介資料

【SNS動画広告】映像制作×広告運用「OTAKEBI」で広告運用効果を最大化 | 株式会社エレファントストーン

【SNS動画広告】映像制作×広告運用「OTAKEBI」で広告運用効果を最大化

【SNS向け動画価格 徹底分析!!】映像制作見積もりの値上がり/値下がりポイント | 株式会社エレファントストーン

【SNS向け動画価格 徹底分析!!】映像制作見積もりの値上がり/値下がりポイント

東京の動画制作・映像制作会社フォーズン | 株式会社フォーズン

東京の動画制作・映像制作会社フォーズン

ドローンを使ったクオリティの高い映像をパッと撮れる映像制作会社 | 株式会社M'H

ドローンを使ったクオリティの高い映像をパッと撮れる映像制作会社

映像制作会社の方へ 世田谷区の昭和レトロな撮影ハウススタジオのロケハン資料 | 株式会社M Global Japan

映像制作会社の方へ 世田谷区の昭和レトロな撮影ハウススタジオのロケハン資料

WEB広告に強い映像制作サービス | 株式会社M Global Japan

WEB広告に強い映像制作サービス

【格安】月額映像制作パック4/8/12コース | vmp.inc

【格安】月額映像制作パック4/8/12コース

映像制作に関する事なら全てお任せください!損はさせません!(株)オルタスジャパン | 株式会社オルタスジャパン

映像制作に関する事なら全てお任せください!損はさせません!(株)オルタスジャパン

ティーザー広告の効果

 ティーザー広告はとても効果的ですが、どんな広告効果があるのかを詳しくご紹介します。他の広告方法と違ってどんな効果があるのかをよく知っておくことが大切です。商品やサービスの注目度を集める以外にも様々な効果があります。

サービスや商品の浸透性を高められる

まず、サービスや商品を広く浸透させることができる効果が大きな効果です。日頃はあまり興味を持たない消費者の興味や関心を集め、浸透させることができます。 最近ではとても多くの情報が氾濫しています。そのため、わざと少ししか知らせないことで興味をそそり、浸透させていくという効果は、注目すべきものです。
多くの人がネットで検索をして情報を集めますが、それでも一部分しか情報がわからないものは、余計に検索をしたり、調べたりする人が増えます。「わからない」「解決したい」という気持ちが高まり、多くの人に浸透していきます。

拡散性や話題性に特化している

また、少ししか知らせないことで、TwitterなどのSNSでも「どんな商品やサービスなのだろう」「よくわからないから気になる」とつぶやく人が増えます。拡散性や話題性が高まり、SNSで大きく広がっていく効果があります。最近では老若男女がSNSを活用していますので、SNSで広く拡散し、話題になることが多くなります。
また、情報としてブランドなどのイメージを伝えることも多く、商品やサービスのブランドのイメージを先行して作り上げて拡散したり、話題作りをしたりする方法もティーザー広告では有効な方法としてよく使われる方法です。

興味・関心を擽る心理効果

ティーザー広告は、少しずつ見せたり、大事な部分をちょっとだけ見せたり、名前やキーワードを発表したり、様々な手段を使うことができます。消費者が最も気になるように興味や関心を操ることができる心理効果が大きなものです。 どんな風に見せたり、知らせたりしたら、消費者が関心を持つのかを心理を読んでいく必要もあるでしょう。
じらし過ぎるのもよくありませんので、最も興味や関心が高まったタイミングを効果的に活用するようにしてください。

消費者の反応が事前にわかる

また、ティーザー広告では、少しずつ情報を見せていきますので、その情報に対する消費者の反応が事前にわかる効果があります。どんな所に消費者が大きな興味を寄せているのかがわかっておすすめです。
公開の仕方もそれによって変えていくことができるのもいいでしょう。消費者の反応を見ながら、最も効果的な公開方法を取ることが大切です。

ティーザー広告の主要ターゲット

 そして、ティーザー広告を行う際は、主要ターゲットを考えておくことも必要です。ティーザー広告が効果的なターゲットは次のような人たちです。 情報に敏感な人や金銭的にも余裕があって、新しい物やサービスにとても関心がある人です。
 どのような人を対象にティーザー広告を行ったらいいのかを詳しくご紹介しますので参考にしてください。

ネットで情報収集を行う消費者

ティーザー広告では、少しずつ情報を紹介していきますので、情報に敏感な消費者、いつもネットで新しい情報や珍しい情報を収集している消費者をターゲットにするのがおすすめです。こうした人たちは、新しい情報を知ると、すぐに広めていく人たちでもありますので、話題性が高くなります。

金銭面に余裕がある消費者

また、金銭面に余裕があっていいもの、新しい物、珍しいものに糸目がない消費者もターゲットにおすすめです。高級車などもよくシルエットだけ見せる方法で紹介されているでしょう。話題になったものを買いたい、ステイタスにしたいという富裕層をターゲットにするのもいい方法です。

ティーザー広告を導入する場面

具体的にティーザー広告を導入することが多い場面についてもご紹介します。エンタメ業界や自動車業界、通信業界などの業界や、新商品・サービスのリリースをする場面などでよく活用されています。プレゼンテーションをして消費者に公開したいような場面におすすめです。

エンタメ業界

エンタメ業界では、よく主役をシルエットにして紹介したりすることがあります。誰が出てくるのかがわからない、誰が主役をするのかがわからないと期待が高まります。多くの人が想像を膨らまします。
また、エンタメの設定などもどのような設定で行うのかなども謎にした状態で、後で公開する方法もよく行われます。

自動車業界

自動車業界でも、新車の発表、新車のデザインやコンセプトの発表などがティーザー広告でよく行われます。新車がシルエットになっていたり幕を張ったりした状態から、公開されると、多くの人がアッと歓声を挙げ、驚きます。そうした驚きの感情は長続きし、人に伝えたくなり、広告効果も長く継続します。

通信業界

通信業界でもよくプレゼンテーションなどで新しい商品の名前やコンセプトだけが発表されて、最後に商品やサービスが公開されることがあります。消費者がどんなものが登場するのか、デザインや内容について期待を膨らませますので、カウントダウンして公開する方法もよく使われます。

新商品・サービスのリリース

業界に関わらず、新商品や新サービスのリリースの際にティーザー広告が実施されます。新商品・サービスというだけでワクワクしますし、魅力的な部分を一部分紹介することで、注目や関心を集めていくことができます。
最近では、SNSのフォロワーをたくさん持っているインフルエンサーと言われる人たち、有名ユーチューバーやインスタグラマーなどにこれらの情報を少し提供して拡散してもらう方法なども取られています。

ティーザー広告を制作するポイント

 次に、ティーザー広告を制作するポイントについてもご紹介します。ティーザー広告は、消費者の興味や関心を一部分で惹きつける必要がありますので、それなりの工夫や技術が必要です。 デザインや情報の出し方、拡散するためのSNSとの連携の方法、また制作イメージを作っておくことなどが必要ですので、ポイントを挙げます。

魅力的なデザインを手掛ける

ティーザー広告を行う際には、一部分の情報で人を惹きつける魅力的なデザインが必要です。「どんなものだろう」という興味をそそるものでないといけません。シルエットなどを見せる場合も「何だろう」「誰だろう」などと興味をそそるようなインパクトのある魅力的なおしゃれな見せ方、少し想像させてしまうような刺激的な見せ方が大切です。
ただし、商品やサービスのイメージに合ったデザインにするように気を付けてください。

小出しで定期的に情報を更新

ティーザー広告では、情報の出し方も大切です。最初に多くの人の興味をそそる魅力的な内容を少し見せていきますが、そこから小出しでどんな順番で情報を出すのかを考える必要があります。 消費者をじらしていく手法ですので、消費者の興味や関心が途中で途切れないように飽きないようにしなければなりません。
「どうでもいい」とならないように注意を惹きつけながら、定期的に情報をカウントダウンのように小出しで更新していきます。興味が高まるように更新していけるよう、最初から計画的に戦略を決めておくのもポイントです。

ティーザー広告とSNSを連携させる

また、ティーザー広告は、少しの情報で多くの拡散をすることが目的ですので、SNSと連携させることが大切です。 インフルエンサーとなるような人に情報を拡散してもらうように考えておくことで、早く広く広がっていきます。
また、SNSもTwitter、Facebook、Instagram、LINEなど様々なSNSがあり、どのSNSを使うのかなども考えておくことがポイントです。

制作イメージを想像しておく

また、ティーザー広告を行う場合は、商品やサービスをどんなイメージで消費者にアピールして公開したいのか、そのために少しずつどのように情報を見せていけばいいのか、制作イメージをしっかり持っておくことが大切です。 最終的に商品やサービスをどうアピールし、公開するのかといったイメージをきちんと持って行わないと、ただじらしただけの広告になってしまいます。
最後にブランドイメージをしっかり伝えて、驚いてもらうような制作イメージを作っておくことが大切です。

ティーザー広告の主要媒体

 どのようなメディア媒体を使って、ティーザー広告が実際に行われているのかについても、次にご紹介していきます。ティーザー動画や画像、サイトで広告を行う場合などがありますので、それぞれの広告媒体の手法についてご紹介します。

ティーザー動画

ティーザー動画は、複数回にわたって、情報を小出しに動画で出していく方法です。全体がわからないように少しずつ動画で見せていきます。
例えば、映画上映の場合に、その映画の予告として少しだけ気になる部分を切り取って見せます。見た人は、続きや内容が知りたくなります。少し刺激的な場面や珍しい場面などを動画で見せることが多くなり、音響効果なども使って関心を高め、全体がどう繋がるのかなどがわからないため興味を高めることができる方法です。

ティーザー画像

ティーザー画像は、画像で数回見せていく方法です。イメージするデザインや商品やサービスのロゴだけ見せたりすることが多いでしょう。
シルエットで商品などを見せたりすることも多く、何回かに分けて見せることで、それらの情報から想像力を膨らませてもらうようにします。 どんな画像を見せるのかを選定するのが難しくなりますが、画像だけでも大きな興味をそそることが可能です。

ティーザーサイト

ティーザー広告だけを掲載してプロモーションをするサイトです。公開まで、少しずつ商品やサービスの名前やコンセプト、内容、販売日などの情報をサイトで小出しにしていきます。
情報を知りたいという人が定期的に見ますので、予告をして定期的に更新することで、消費者の興味や関心が途切れないようにするといいでしょう。

ティーザー広告の作り方

ティザー広告は、注目を集める広告として有効ですので、具体的な作り方についてもご紹介します。ティーザー広告は、専門的な知識や制作イメージが大切で、きちんと計画的に作ることが必要です。

①自社で制作する場合

自社で制作する場合は、消費者について様々な分析をして行うことが大切です。少ない情報を小出しにして広告していくためには、技術や計画性が重要です。しっかりターゲットとなる消費者を分析し、どういう人に注目してもらいたいのか、また、どんなタイミングで情報を公開していくのかを設定する必要があります。自社で制作する場合の手順をご紹介します。

ターゲットと目的の設定

自社で制作する場合は、自社の商品やサービスをどんなターゲットに興味を持ってもらいたいのかをまず設定します。どんな目的でそれを公開するのか、消費者に商品やサービスを届けるのかといった目的も最初に決めておいてください。
目的がしっかりしていなければ、最後に驚かせたり、楽しみとなるような公開をしたりできませんので、気を付けてください。

リリース日の設定とスケジュール管理

ターゲットと目的が決まったら、全体を公開するリリース日をまず決めます。そして、そこまでどのように小出しに情報を出していくのか、いつ、何回、どんな情報を出していくのかを計画します。スケジュール管理をしていくことが大切です。
あまり間延びがしないように、消費者の興味が最も高まるタイミングでリリースしてください。

情報開示のコントロール設定

情報開示のためには、隠す情報の選定もとても重要です。どんな情報を隠して、どんな情報を少しずつ出していくのかをコントロールすることで、多くの消費者の興味をそそることが可能です。興味がない情報ならば、開示しても反響がなく、隠す情報も重要なものでなければいけません。隠す情報と開示する情報のバランスを考える必要があります。

メディアと商品・サービスの特徴を組合せる

自社で行う場合は、ティーザー広告をどんなメディア媒体で行うのかを選ぶ必要もあります。公開する商品やサービスのイメージや特徴に合わせて、動画がいいのか、画像がいいのか、サイトを作った方がいいのかを検討してください。音で伝えたい情報があれば動画やサイトを活用するといいでしょう。

②制作会社に依頼する場合

ティーザー広告を行うためにはスキルも必要なため、プロの制作会社に依頼する方法もおすすめです。これまでの経験などから、どのように情報を出していけばいいのかなども的確なためおすすめです。公開時期を決めたならば、早めに制作会社に依頼するのもいい方法です。ティーザー広告の効果を高めることができます。

ティーザー広告の注意点

 ティーザー広告の注意点についてもご紹介します。ティーザー広告は、全部を消費者に公開せず、じらした広告をしますので注意点もいろいろあります。事前に注意点についても知って行ってください。気を付けないと、逆に商品やサービス、企業のイメージダウンにも繋がりますので注意してください。

細部まで伝えることには不向き

ティーザー広告は、消費者の興味・関心を高めるのが広告の第一の目的ですので、細部まで説明するような広告として不向きです。情報を小出しに伝えていきますが、それで少しずつは伝えられますが、詳しく細部までということは難しいでしょう。 詳しく説明しないとわからない機能や使い方、内容の場合は不向きです。
落ち着いて一度に詳しく説明したい商品やサービスもあるでしょう。情報を切り取って伝えるのがティーザー広告のため、あまり一度に情報を詰め込むことができない点を知っておいてください。

制作の難易度が高い

ティーザー広告は、隠す情報を選定しどう効果的に見せるか、小出しにする情報もデザインや視聴覚でどう魅力的に出すのかが大事です。それらの過程がとても難しく制作の難易度が高くなります。スキルや経験も必要で、消費者の興味や関心をしっかり分析しておくことが必要です。
また、企業や商品・サービスについても、少しの情報で人を惹きつけられる魅力が必要です。全体を公開した時の反響にも自信があることが前提となります。一部だけ見せて注目させる必要があり、全部を公開するタイミングや公開までの過程を計画的に行うことが重要です。

ティーザー広告を乱用しすぎない

また、ティーザー広告は、消費者をじらしますので、何度もしないことが大切です。「またか」と思われることがないようにしてください。ティーザー広告は飽きられないようにすることも大切です。新商品やサービスごとにやっていると、飽きられる可能性がありますので、注意が必要です。
また、期待がある分、公開した時の反応が高くなければならなくなります。それなりにブランドが認知されている企業や物、サービスで行うととても効果的ですが、あまり知られていない場合にはハードルが高くなる可能性もあります。

情報を切り取りすぎない

ティーザー広告は、情報を切り取って小出しするのが特徴ですが、あまり情報を切り取りすぎて興味や関心がなくなり、良さが伝わらない状態にならないようにしてください。また、あまり誇張した見せ方をしないことも大切で、公開した時の印象が悪くなりますので注意してください。

ティーザー広告の事例

 上手にティーザー広告を活用している事例についてもご紹介します。これらの事例を参考に有効活用してみるのがおすすめです。様々な業界でティーザー広告が行われていますので参考にしてください。

株式会社inersential

スキンケアブランド「VT COSMETICS」では、特設キャンペーンサイトを設けて、人気イラストレーター藍にいなさんによる描き下ろしの「Village Town」のストーリーを公開しています。 「VT」のブランドをモチーフに世界のどこかにある「Village Town」を舞台に、「VT」のツボクサ由来の成分「CICA」をめぐるストーリーを展開し、スキンケアブランド「VT」のイメージの世界を作り上げています。
公式SNSもスタートし、サイトでのストーリーの公開1週間後には、新宿・渋谷で「Village Town」の主人公である新・アンバサダーを掲示しています。その後本格的に「VT」ブランドのキャンペーンを展開するなど、次々とブランドイメージを膨らませてファンを作りながら、実際のブランドを公開した例となっています。
参考:特設サイトにて新ブランドキャンペーン「Village Town」のストーリーを公開

株式会社アダストリア

日本に再上陸する「FOREVER 21」の広告方法として、新しいイメージを構築するためにティーザー広告が活用されています。日本の服のトレンドに合わせた6つのテイスト(BASIC、POP、FEMININE、MODE、STREET、VINTAGE)を展開するため、最初にこの6テイストの特設サイトを公開し、11日後に公式Instagramでティーザー動画を配信しています。
人気の古畑星夏・あの・ゆうこす・菅沼ゆり・詩羽・在原みゆ紀の6名の着用アイテムを紹介するInstagram LIVEを実施。期間を掛けて、テイストの紹介から、LIVE配信で盛り上げていきながら、様々な施策で新生「FOREVER 21」のイメージを作り上げています。
参考:日本再上陸を果たす【FOREVER 21】が特設サイトにてスペシャルティザー動画を配信

ヤフー株式会社

ヤフーが2014年に行った事例では、PCやスマートデバイスを使ってドラえもんのひみつ道具「タケコプター」による空の散歩を仮想的に体験できるサービス「ドラえもん『のび太と空中散歩』」をまずティーザー広告のみで表示しています。まず話題を作った後に、3週間程度経ってから特設サイトを期間限定で公開。同社ポータルサイトYahoo!JAPAN内に特設サイトを開設して、そこを経由して無料で利用できるようにしています。
サービスを利用すると、パソコンやスマートフォン、タブレット端末の画面に現在の東京の景観が表示され、マウス操作や端末で自由に視点を動かせ上空からの360度のパノラマビューが楽しめる魅力的なもので、段階を踏んだ公開が話題性を呼んだ事例です。
参考:ドラえもんのひみつ道具を体験できるサービス『のび太と空中散歩』を期間限定で公開

株式会社アニプレックス

「週刊少年ジャンプ」で連載され、シリーズ累計発行部数は1億2000万部を超えるなど、完結後も世界中で根強い人気を誇る剣戟バトルアクションコミック「BLEACH」では、シリーズ最終章“千年血戦篇”のアニメプロジェクト・TVアニメを翌年に放送開始することを予告解禁しています。
その際にティーザービジュアル&ティーザーPV、メインスタッフキャスト情報を公開。1年近く前から期待を膨らませるティーザービジュアル&ティーザーPVの公開をし、メインスタッフキャスト情報やメインスタッフイラスト・コメントの公開をして期待を高めています。
参考:2022年10月放映開始、TVアニメ『BLEACH 千年血戦編』のディザービジュアル&ディザーPV&メインスタッフキャストを公開!

まとめ

 ティーザー広告についてご紹介しましたが、商品やサービスの情報を一部に制限して公開し、消費者の興味や関心をじらしながら高めるのが特徴です。新商品やサービスに注目を集めたい、広く浸透させたい時などにおすすめの広告方法と言えます。ロゴや名前、コンセプトだけ発表したり、一部の画像や動画を公開したりすることで想像を膨らませて期待を頂かせることができておすすめです。
 目的を想定してどう公開するのか、ブランドイメージを崩さないようにし、消費者の期待を損なわずに行うことができれば、成功すると大きな広告効果をもたらすことができる方法です。

お問い合わせフォーム

  • お問い合わせの種類 *

  • お問い合わせ内容

  • 提案の立場 *
  • 実施確度 *
  • 想定予算 *
  • 想定時期 *

※送信後、本ページに掲載されている資料がDLされます。

※送信後、登録情報と問い合わせ内容が資料掲載社に提供されます。
逆営業や広告出稿目的以外のお問い合わせなどはご遠慮ください。

案件マッチング 第14回セミナーイベントSNSテーマ② SNSマーケティングの一括DLバナー セミナー情報一覧用バナー セミナー動画用バナー 事例記事バナー No.1訴求用バナー 会員サポート
    欲しい資料をダウンロード。
    最新業界情報を受け取れます。
    メディアレーダーメンバー登録
めでぃぱす
メディアレーダー背景
// seminar entry